ノートパソコン(dynabook)のCPU温度が熱すぎるのでファンを掃除してみたら劇的に改善した
僕の場合ノートパソコンを酷使して使っているので、これまで大体2年程度で使い物にならなくなる傾向がありました。
今からちょうど2年ほど前に購入した「dynabook KIRA V73/PS」も、つい先週ほぼ動かないレベルになり、そろそろ買い替え時かな~なんて考えていました。
ただ今回は異常な発熱をしていたので、もしかしたらそれが原因なのかなと思い調べてみることに。
Core Tempというソフトを使うとCPUの温度が分かるらしいのでチェックしてみた。
おうっ!CPUの温度78度まで行っちゃってんじゃん!!
どうやらCPUの温度は40-80℃くらいにする必要があるらしい。
上の画像は、PCの電源だけつけて全く使用していないときの温度です。
そりゃ動かんはずだわ。
これ以上あがったらアウトなんで、動かなくなるように制御されるんだろね。よく知らんけど。
Core Temp入れるのにもめっちゃ時間がかかりました。
CPUの温度が上がる主な原因は「ファンのつまり」らしいのでそこを掃除してみることに。
ちなみに僕はPCを自作したこともなければ、分解したこともないです。
ノートパソコンのファン周りを掃除してみる
もしやるならPCのバックアップは取っておいた方が良いと思います。
僕は大事な仕事のデータが入っているのに、面倒だからやらなかったけど。。。
カバーを外す
PC裏面にあるねじをすべて外します。
ねじには長さがあるので、どこにどのねじが使われていたか覚えておきましょう。
僕のPCでは3種類の長さがありました。
全てのねじが外れたらカバーを外します。USBソケットが引っかかっていたり、機種によってはバッテリーが引っかかっていたりします。
dynabookはカバーがサクッと外れましたが、バッテーリーの下にねじがあったり色んなパターンがあるようなので注意してください。
外すとこんな感じです。赤枠の部分がファンです。
ファンを取り外す
PCのボードなどは静電気に弱いらしいので、部屋のどこかの金属に触れて放電してから作業するほうが良いようです。
以下の赤枠のねじを外します。青枠部分にケーブルがはまっているので、これも外しておいた方が破損する可能性が低くなります。
ファンを掃除する
以下の赤枠部分を見てください。ホコリのようなものがびっしり詰まっています。そして青枠部分も見えますかね?大量のほこりが・・・笑
アップしてみます。
うぉっ!んがっ。。通気口の半分くらいをホコリが占拠しています。こりゃヤバい。
ピンセットや綿棒、掃除機などを駆使して取り除きます。
掃除機は静電気を帯びやすいですし、パワーが強すぎるので使用する場合には要注意です。
画像では小さく見えますが、結構な量のホコリが取れました。
後は逆の流れで組み立てていくだけです。
分解や掃除は自己責任でお願いします。
ファンを掃除してみてCPUの温度はどうなった?
おぉすげぇ!
電源を付けた状態なら、50℃程度で推移している。
これまで通りいい感じに動くようになりました。
ただホコリを完全に取り除けていないせいかもしれませんが、100%初期状態のレベルではありません。酷使したら温度上昇して動きは鈍くなります。
でも、普通に使うのには困らないレベルになりました。延命措置としては十分。
所要時間20分程度。やってみるもんですね~。
いい経験になりました。これまで怖くてPCを開けることはなかったですが、一歩成長した感じ。
同じレベルの掃除なら他のPCでもできそうです。
1回自作PCを作れば詳しくなるんだろうね~。