なぜ一部のブロガーの収益性は低いのか?
僕も最近ブログを始めたので、いろんな方のブログを読むようになりました。
ブログは収益目的でやられている方も多いですよね。
特にはてなブロガーの方々は毎月運営報告をされている方が多くて、情報が回ってきます。
僕的には衝撃的だったのですが、1PVが0.2円とか0.3円位の方が多いということ。
もちろん収益性はどうでもいいという方もおられると思うので、そういう方はそっと閉じてください。
ASPを利用している場合1PV=数百円でも不思議ではないのでそれは除いて、アドセンスでの収益性です。
1PV=0.2円ていうのは個人的な感覚からするとかなり低めです。
なぜこんなことが起こるのでしょうか?
別に低い人を批判したいわけではなくて、もし低いと悩んでおられる場合には参考にしていただけると幸いです。
アドセンスの収益ってどのくらいが目安なの?
扱うジャンルにもよりますが、基本的に1クリック30-40円位が相場です。
クリック率は集めている属性にもよりますが、これまでの経験上2%くらいあればいい感じです。
仮に単価が35円で、クリック率が2%だとすると、1PV=0.7円という事になります。
クリック率が1.5%でも1PV=0.5円以上なので、1PV=0.5円以下だと少し少ないというイメージになります。
なぜアドセンスの収益は人によって異なるのか?
アドセンスの収益は取り扱っているジャンルや、集めている属性、完読率などによって変わります。
特に集めている属性が大きく関係している可能性が高いと思います。
完読率について
アドセンスは大体トップと記事下に貼られていると思います。
このうちクリックされるのはほぼ記事下です。ですので完読してもらえない限りクリックされる可能性が低くなります。
最後まで読んでもらえるような工夫をすれば、これは改善します。気になる方はヒートマップを入れるなどして、完読を目指すという手もあります。
だけど、これって結構大変。アクセスの多い記事を修正していくだけでもホント大変です。
常日頃、最後まで読んでもらうという意識で書いておくというくらいの意識で大丈夫でしょう。
取り扱っているジャンルに関して
ジャンルによって広告の単価が違いますし、人の属性も変わります。
ゲームやアニメ関係だと比較的単価は安いイメージですし、不動産やお金関係のジャンルだと単価はかなり高いです。
ただ、ブログの場合には基本的に雑記が多いでしょう。
その中でゲームに偏っていたり、アニメに偏っていたりはあるかもしれませんが、単価の高いジャンルで記事を書いている人は少なそうでした。
ですので、ここも大きく気にする必要はない気がします。
集めている属性について
これがかなり大きな原因ではないかと思います。
多くのブロガーさんを集めていたり、SNS経由だった場合、アドセンスのクリック率は下がります。
ブロガーさんの場合、アドセンスをアドセンスとして認識しています。こういう状態ではクリックするのに抵抗ある人が多いはず。
また、同じIPから同じ人のアドセンスを何度もクリックすると、そのアドセンスを貼っている人がペナルティを受けてしまう可能性もあります。
そういうのを考慮してクリックしない人もいるので、クリック率は一般の人と比べてかなり下がるでしょう。
SNS経由の場合も、比較的リテラシーが高い人が多いためアドセンスを認識している人の割合が多いと考えられます。
また、SNS経由の場合、何か明確な目的をもって訪問しているわけではないので、アドセンスの広告も暇つぶし程度に見る可能性があります。
アドセンスでは、クリックされた後にその人が購入したかどうかまでデータで追っているので、購入しない人が多い場合にはアドセンスの平均単価自体が下がってしまいます。
一方、検索経由のアクセスの場合、明確な意図を持っています。何かの意図があって検索しているわけですから。
そういう状態で関連する広告がでると、属性のマッチ率が高いのでクリックもしやすいですし、クリック後に購入に至る可能性も高くなります。
クリック後の購入率が高い場合、アドセンスの単価自体が上がっていくという仕組みになります。
このような理由で、検索流入の少ない人はアドセンス収入がPVに対して低くなります。
逆に検索流入の多い人は高くなります。
検索流入を増やすためのライティングについてはコチラに書いています。
検索流入だけを狙っている場合、アドセンスで1PV=1円を超えることもしばしばです。
今回は収益性むきだしの記事を書いてみましたが、もし他の人より低くて悩んでいるなら参考にしてみてください。